だらだら日記

どうでもいいことをつらつらと綴る。建築学生です。

大学が始まった

こんにちは。

GW、あっという間でしたね。

今日から大学の授業が始まりました。

 

なかなか休み気分が抜けず、とにかく眠いです。眠い。

気を引き締めて勉強しなきゃと思います。

 

今取り組んでいる製図の授業では小学校の設計を行っています。

なかなか苦戦中。

 

教室の面積や、各居室の配置、ゾーニングなど考えなければいけないことが山ほどあり、学校規模でデザインを考えるのは難しいです。

生徒の安全を考えた動線や過ごしやすさを検討しながら設計していきます。

 

特に設計の授業ではコンセプトをもとに考えていく必要があります。

この0から1を作る作業が一番しんどい。笑

ある程度方向性が固まれば、あとはとにかく作業!

模型やら図面をひたすら書いていきます。

 

建築学科にはエスキスというものがあります。

自分の案を教授にもっていってそれに対するアドバイスをもらう作業で、最初の案からどんどん修正を加えていきます。

時には、自分の考えを伝えても辛口の意見を返されることもあるので、

エスキス、結構嫌いですね。僕は。笑

 

でもエスキスを重ねるごとに作品の質も高まっていくことは確かなので、建築学科の人は教授の意見を恐れずどんどん自分の考えをプレゼンしていくといいと思います。

 

大学って細かいところまであまり教えてくれないんですよね。

あくまで自分から勉強する場なので、それについていけないと最悪留年していしまいます。

 

だから普段から授業以外でも積極的に勉強しようと心がけています。

 

提出期限がそう長くはないので頑張りたいです。

 

今日の建築を紹介します。

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住吉の長屋 (安藤忠雄

建築家 安藤忠雄さんの作品です。

建築学科で勉強していると一度は目にする建築だと思います。

特徴は、まずはすべてコンクリート打ち放しであること、開口部が入口以外にないこと、そして狭い空間を三等分にし、中央を中庭にしたこと、

等が挙げられます。

 

中庭部分には屋根がなく、雨の日に台所やトイレに行く際は傘が必要になる構造です。

そして打ち放しにしたことにより、夏は暑く、冬は寒いという、一見かなり過ごしずらいように感じる住宅です。

 

安藤さんの言葉に、

「自然と共にある生活にこそ、

人間生活の原点があるという結論に行き着いた。

スペース、コストともに極限に近い条件下での都市住宅。

だからこそ安易な便利さより、

天を仰いで“風”を感じられる住まいであることを優先した。」

というものがあります。

 

都市の中でも自然と共に生活できる、そんな住宅を実現したのだと思います。

 

野心的な建築を作り続ける安藤さんの建築をこれからもいくつか紹介していきたいと思います。

 

では。